日常

マスクを外す生活もいろいろ

新型コロナウイルスに翻弄された3年間を経て、5類移行により保育園でもマスクを外す職員が増えてきた。

欧米など他の国と比べて、規制が緩んでもマスクを外す人が少ないと言われた日本。良くも悪くも周りの空気を読んだり、目を気にして動くことの多い日本人の気質。
5類移行に伴ってパーティ騒ぎする訳ではなく、徐々にマスク無しの生活に慣れていく。こんな反応も日本人らしいというか、特徴がよく表れている気がする。

マスク無しの通勤路は春の陽気も加わって、清々しい気分もあり、何だか恥ずかしい気持ちもあり・・・

子どもたちにとって、保育者がマスクをすることの影響がいろいろと取り沙汰されたコロナ禍。
これからは心置きなく笑顔を交わし、対話や食事の際も口元を見せることができる。

保育園の雰囲気が少しずつ変わる一方で、我が子の通う小学校ではまだまだ先生方も児童もマスク着用が多く、給食も全員が前を向いて黙食しているとのこと。
学校のほうが組織が大きいし行政や教育委員会の関与も大きいので、身軽には動けないということがよく伝わってくる。

自分たちでマスクの有無について判断するにはまだ難しい乳幼児期や学童期。せめて、マスク無しの大人の笑顔で、安心感を得てもらえるように関わっていきたいと強く感じた。

(アドバイザーS)

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